トランクシアター・プロジェクト2019「月夜のファウスト」松本安曇公演は、松本市街地から車で50分ほどのところにある松本市安曇保育園にて開催いたしました。長野県内11カ所と山形・仙台を回るツアーも、この松本安曇公演にて大千秋楽となりました。
松本安曇公演は開演時間が13:00と早いため、スタッフは前日に前乗りしての仕込み作業。普段は園児たちが使う遊戯室。床を汚さないよう、床面全体にブルーシートを敷き、いつも以上に気を付けて仕込み作業を進めていきます。
公演当日の朝はあいにくの雨模様でしたが、開場前には見計らったように晴れ上がり、日差しがまぶしいほどの陽気に。夜だったらさぞかし月夜がきれいに見えたことでしょう。まるで「月夜のファウスト」の大千秋楽を祝ってくれているかのようでした。
会場の入り口近くには、実行委員会の方が持ち込まれた素敵な看板が。よくよく見てみると、右下には見覚えのあるサインが。そう、実はこの看板、松本波田公演の実行委員だった川澄巴里人さんが手掛けたものなのです。このように異なる地域の実行委員会同士がつながっていくのは嬉しいことですね!
実行委員長の上條敦重さんはじめ、実行委員会の皆さんのご尽力もあり、会場は立ち見がでるほどの盛況。80名ほどのお客様にご覧頂きました。
終演後、搬出作業も落ち着いたところで、スタッフから串田さんに花束の贈呈が。串田さんからは、トランクシアターを受け入れてくださった地域の方々やツアーメンバーへのお礼の言葉を頂きました。
さて、これにてトランクシアター・プロジェクト2019「月夜のファウスト」は全行程を終えました。この公演に携わってくださったすべての皆さんに御礼申し上げます。ありがとうございました!