松木寒天さんの信州八ヶ岳 長寿寒天館に隣接する建物は、今は倉庫としてしか使われていないのだそう。ここを皆さんで片付けて、『月夜のファウスト』上演を機に、芸術文化を発信できる拠点に、地元の方も観光客の方も立ち寄れる交流の場にしていこうというのが一つの狙いでもあります。
こちらは、信州八ヶ岳 長寿寒天館の入り口。茅野の産業、寒天の試食ができたり、生産の様子を写真などで見られるようになっています。まずは、こちらに集合。
改装を検討しているのは、この建物です。信州八ヶ岳 長寿寒天館とは二階で繋がっています。外観の印象に対して、中は奥行きがあって意外と広いのです。
あえて、現状の空間の姿を見てもらったのは、ここから皆さんの手で片付けて、ここを生まれ変わらせていくという狙いのため。ギャラリーにも、コンサートにも、ダンスにも使えそうで、妄想がどんどん湧いてきます。
こちら、暗い室内を照らしてくださっている、実行委員会の木下さん、同時に記録写真係もご担当? 茅野市民館、サポートCを軸にしたさまざまなプロジェクトのすごいところは、どうやってプロジェクトが進行していったのかが、わかりやすく、しっかりとアーカイブされているところ。
そして、今回も「おでかけ隊」がテーマソングとともにやってきました。どんな環境でもお芝居ができてしまうこと、誰でもできて、楽しいことを教えてくださいます。
物語は、ご近所にある安国禅寺に伝わる美人尼さんの物語。
ぶっつけ本番でも、どんな空間でも臨機応変に対応してしまう、おでかけ隊の皆さん。すごい。おでかけ隊としてキャリアを積み重ねている賜物ですね。元々はごく普通のお母さんたちです。一緒にお芝居をするメンバーも大募集中。
信州八ヶ岳 長寿寒天館に戻って、お茶をいただきながら、見学の感想を発表しあいます。辻野茅野市民館館長が司会をして、いろんな方の感想や意見を吸い上げていきます。
茅野市民館で舞台スタッフを統率する久保げしょさんは、シャッターを開けたときの自動車が行き来する音への対応を辻野館長と確認していました。