監督団事業とは?

平成27年度にスタートした「文化振興元年」の取り組みを推進し、長野県の文化事業全体の底上げを図るために一般財団法人長野県文化振興事業団に複数の芸術分野からなる「長野県芸術監督団」が設置されました。長野県民の文化への関わりを一層深め、県内の文化創造活動を活発化し、国内のみならず世界にとって魅力ある文化プログラムを企画・提言していくこととしています。

串田和美(演劇)
1942年生まれ。俳優、演出家、舞台美術家。まつもと市民芸術館芸術監督。TCアルプ座長。1966年、吉田日出子らとともに劇団自由劇場を結成(後のオンシアター自由劇場)。『上海バンスキング』など数々の作品で人気を集める。85年~96年まで東京渋谷のBunkamuraシアターコクーン初代芸術監督。15年には代表作のひとつである『スカパン』がルーマニアのシビウ国際演劇祭に正式招聘され、同年にシビウ・ウォーク・オブ・フェイム賞を受賞。07年に第14回読売演劇大賞最優秀演出賞受賞。08年に紫綬褒章、13年に旭日小綬章を受章。

 

 

小林研一郎(音楽)
1940年福島県生まれ。指揮者。東京文化会館音楽監督、東京音楽大学及びリスト音楽院名誉教授。第 1 回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞受賞。ハンガリー国立交響楽団音楽総監督、日本フィル音楽監督、アーネム・フィル常任指揮者をはじめ、国内外のオーケストラのポジションなどを歴任。ハンガリー政府よりリスト記念勲章、ハンガリー文化勲章、星付中十字勲章、2010年ハンガリー文化大使の称号が授与されている。2011 年文化庁長官表彰を受ける。2013年秋の叙勲で旭日中綬章が授与された。2011年より毎夏、茅野市にて蓼科高原みずなら音楽祭を主催。現在、日本フィル桂冠名誉指揮者、ハンガリー国立フィルおよび名古屋フィルの桂冠指揮者、読売日響の特別客演指揮者、九州交響楽団の名誉客演指揮者、東京文化会館音楽監督、東京藝術大学、東京音楽大学及びリスト音楽院名誉教授などを務める。

 

本江邦夫(美術) 
1948年愛媛県生まれ。多摩美術大学名誉教授。美術史家。
1976年東京国立近代美術館に勤務、マチス、ゴーギャン、ルドンなどの大がかりな回顧展を手がける一方で、国際的なグループショウ「現代美術への視点―メタファーとシンボル」を皮切りに、黒田アキ、辰野登恵子(岡谷市出身)ら中堅作家展を実現させるなど、現代美術にも意欲的に関わる。1994年、96年とサンパウロ・ビエンナーレ日本側コミッショナー。2001年より府中市美術館館長(~09年まで)。2019年より多摩美術大学名誉教授。長野県内の美術館からの求めに応じ講演会や企画展への助言など多くの運営支援を行い、長野県内の美術界の実情に明るい。主な著書として『中・高生のための現代美術入門 ●▲■の美しさって何?』(平凡社ライブラリー)、『絵画の行方』(スカイドア)、『オディロン・ルドン』『現代日本絵画』(みすず書房)、編著として『世界美術大全集―キュビスムと抽象美術』(小学館)がある。

本江邦夫監督は2019年6月3日、心筋梗塞のため急逝されました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

津村卓(プロデュース)
1956年大阪市生まれ。上田市交流文化芸術センター館長、(一財)地域創造プロデューサー。北九州芸術劇場顧問。85~89 年まで大阪ガスの扇町ミュージアムスクエア副支配人兼プロデューサー。87~07 年まで兵庫県伊丹市の伊丹市立演劇ホールチーフプロデューサー。自治省/自治総合センター「文化振興に関する調査研究委員会」アドバイザリー委員を経て、95 年より(財)地域創造プロデューサー。1997 年から2000年びわ湖ホール演劇プロデューサー、03 年より北九州芸術劇場チーフプロデューサー、08 年より館長兼務。07年より埼玉県芸術文化振興財団評議員。まつもと市民芸術館企画運営委員会委員長、横浜市能楽堂、東京文化会館指定管理者選定委員。現在、上田市交流文化センター館長、北九州芸術劇場顧問のほか東京芸術劇場・東京文化会館指定管理者評価委員、東京都文化プログラム委員、東京都文化施設指定管理者選定委員などを務める。