【演劇】飯綱公演レポート「今は使われなくなったレストランに、トランクで熱気が運ばれてきたよう」


2018/08/25 (土) 更新

【演劇】飯綱公演レポート「今は使われなくなったレストランに、トランクで熱気が運ばれてきたよう」

飯綱プロジェクトは、7月28日土曜日に開催されました。

暑さも盛りの時期でしたが、薄暮の飯綱東高原では涼風がそよぎ、日焼けした肌を心地よく撫で、冷やしてくれていました。

開催場所は、今は使われなくなったレストラン『やまぼうし』跡。

飯綱山の雄大なシルエットが霊仙寺湖に浮かび上がる幻想的な風景を望みながら、サンクゼール・ワインバーに集い、今日の演劇への期待を思い思いに語り合いました。まるで、この場所が往年の賑わいを取り戻したかのような一日になり、思わず目頭が熱くなりました。

演劇がはじまると、会場は演劇好きの飯綱町民の熱気に満ちあふれました。まるで役者の皆さんと一人一人がおしゃべりしているような光景に、今回の開催の成功を確信しました。

アフタートークも、ワイン片手にリラックスした雰囲気の中で行われました。そんな中でも、鋭い質問もありました。この演劇がどの様に創られたのか、あのシーンをどう解釈すれば良いかなど、演じた者と観た者同士が、あらためて共感し合える素晴らしい時間となりました。

最後になりますが、今回のトランクシアター・プロジェクト開催に際して、多くのご支援をいただきましたことを、心より深く御礼申し上げます。

 

飯綱プロジェクト実行委員長
古木惣一郎

長野県芸術監督団事業トランクシアター・プロジェクト2018
トランクシアター地域プロジェクトは、長野県芸術監督団事業と地域の実行委員会の皆さんとで協働で作り上げるプロジェクトです。
『或いは、テネシーワルツ』についての情報は以下のページをご参照ください
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