2月27日、座談会「辰野登恵子の魅力」が辰野さんの展示室内にて開催されました。
デザイン事務所代表の大石一義さんと市立岡谷美術考古館長の花岡克行さんのお話しを前市立岡谷美術考古館学芸員の鮎澤諭志さんが聞き手となって進行いただきました。
大学の後輩にあたる花岡さんは、高校時代から大学時代の辰野さんのご様子や当時の状況、作品についてお話しくださいました。
大石さんは学生時代から辰野さんと親交があり、長年、辰野作品のデータ管理もされているお立場から、おもに辰野さんの作品づくりについてお話しくださいました。
最後にご遺族を代表して、弟さんである辰野 剛さんから、登恵子さんとの思い出をお話しいただきました。
それぞれのお話しから、辰野作品を生み出した“核”のようなものが、ぼんやりと浮かび上がった気がしました。贅沢なひと時となりました。