禅の発想をもとにした3日間+αの表現WS 『禅と表現 行ったり来たり』



禅と表現 行ったり来たり
みなさんは「公案」という言葉を聞いたことがありますか?公案とは禅の修行の一種です。公案の修行では、修行僧は老師から問いを与えられ、 老師と問答を重ねながら、その問いへの答えを探っていきます。このワークショップでは、そんな禅の公案の発想をもとに一つの「問い」を立て、 普段みなさんがしている表現活動を使って、その問いへの答えを探っていきます。講師をつとめるのは、劇作家・演出家の柴幸男さん。柴さんが 飯山の禅寺・正受庵への訪問を重ねる中で作った、寺の町・飯山らしい新しいワークショップです。自分の表現をさらに深めたい人、いつもと違う方法で自分の表現に取り組んでみたい人など、表現活動をしている方ならどなたでもご参加いただけます。
チラシのPDFデータはコチラから。
 
 
日時・会場・詳細:
【07月03日(土):禅を体験する・知る】
飯山市の禅寺・正受庵で実際に坐禅を体験したり、ご住職のお話をお聞きしたりして、禅や公案への理解を深めていきます!
13:00-14:00 オリエンテーション@飯山市文化交流館なちゅら
14:30-16:00 坐禅体験会@正受庵
16:30-17:30 ワークショップ@飯山市文化交流館なちゅら

【07月04日(日):自分の表現と向き合う】
公案の発想をもとに一つの「問い」を立て、その問いに参加者それぞれが自分の表現活動で答えを探っていきます!
13:00-16:30 ワークショップ@飯山市文化交流館なちゅら

【修行期間:もっと自分の表現と向き合う】
ワークショップ2日目の内容をもとに、成果発表会に向け、参加者それぞれが自分のペースで答えを探っていきます!

【10月30日(土):共有する】
ワークショップ2日目と、その後の修行期間で見つけた答えを、参加者同士で発表・共有します!
成果発表会@正受庵 ※時間は後日決定。
 
 
参加対象:
趣味や習いごと、お仕事や授業で表現活動をしている方ならどなた でも大丈夫です!表現活動の分野は問いません。音楽・演劇・ダンス・ アートから、習字や生花、琴や舞踊などの習いごとはもちろん、趣味 でマンガや小説、詩や絵画をかいている人もご参加いただけます。
※定員8名。上記の全日程にご参加できる方が優先となります。
 
 
料金:
無料
 
 
講師プロフィール:
柴幸男(しばゆきお)
劇作家、演出家、ままごと主宰。多摩美術大学専任講師。
劇場から船上まで、学芸会から工場見学まで、場所や形態を問わない演劇活動を全国各地で行う。 2010年『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。近年は小豆島や横浜、台湾に長期滞在し地域に根ざした演劇を継続的に上演。
2014年より『戯曲公開プロジェクト』を開始、戯曲を無料公開し多くの上演機会を設けている。

柴さんからのメッセージ
僕は演劇をつくるとき必ず「問い」ます。家族ってなんだろう、星の一 生ってどんなだろう、悲劇の訪れについてどう考えればいいのだろう。 問うために演劇をつくっていると言っても過言ではありません。飯山に 訪れ、正受庵で坐禅をした折、公案の話を伺いました。それはまるで 僕が演劇をつくる過程の大先輩のようで、僕の演劇づくりは修行だったのか……と妙に納得したのでした。いつもは自分で設定する「問 い」を、今回は禅から学んでみたい。その「問い」について参加者とそ れぞれの表現を通して考えてみたい。それがこのワークショップの目的 です。表現の形式は自由。僕はおそらく戯曲を書きます。ともに「問 い」に向き合う仲間を募集します。ぜひ。(柴 幸男)
 
応募締切:
6月25日(金)昼12:00まで。
※申込みは下記応募先へお電話にてお申込みください。
※申込み多数の場合は抽選となります。
※抽選の有無に関わらず参加の可否については 6月28日(月)までにご連絡差し上げます。
 
 
応募・問い合わせ:
飯山市文化交流館なちゅら(飯山市大字飯山1370-1)
TEL:0269-67-0311(9時~22時・火曜日休館)
Email : bunkakouryu@city.iiyama.nagano.jp

東京2020 NIPPONフェスティバル[共催プログラム] 主催:(一財)長野県文化振興事業団、長野県
共催:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
共催(飯山地域):飯山市、飯山市教育委員会
事業に関するお問合せ TEL:026-223-2111((一財)長野県文化振興事業団 芸術文化推進室)